去る令和3年6月24日(木)18時30分より委員向け研修会が行われました。
その様子を一部ご報告させて頂きます。
研修会の講師を務めて頂きましたのが、地元稚内北星学園大学の准教授であります侘美俊輔氏です。
研修の内容は、『総合型地域スポーツクラブとは? ~稚内らしさの探索~』をメインテーマに以下のような項目についてご講義を頂きました。
- なぜ「総合型地域スポーツクラブ」が必要なのか?(過去~現在)
- 先進事例の紹介(現在)
- 稚内のこれから(未来):付箋を使ったラベルワークの実施
10名の委員にご参加頂き、2時間半にも及ぶ熱い研修会となりました。
研修の前段では、日本におけるスポーツの歴史について学びました。なぜ現在のような総合型地域スポーツクラブを推進されるようになったのか?この事について触れる事によって、これから総合型クラブを立ち上げる動機について再認識する事が出来ました。
また、先進例についても沢山の事例を紹介して頂き、この稚内地域の実情にあったケースについて考える機会となりました。どこの地域にも地域独自の悩みや課題があり、上手くいっている総合型クラブは、そうした課題を解決する形で成り立っているという事を知る事ができました。
最後には、稚内のこれからについて付箋を使ったラベルワークというものに挑戦しました。参加委員全員を3グループに分けて取り組みました。
侘美先生の指示で、付箋の色別に”不満”、”弱み”、”強み”、”どのように稼ぐ”、”夢”について思った事をドンドン付箋に書いていき、それらを整理しながらディスカッションするというものです。
各グループとも大変な盛り上がりとなり、最後は各グループの代表者がそれぞれの考えを発表しました。
皆さんの総合型クラブへの期待や想いを共有する事ができ、大変有意義な研修会となりました。
侘美先生には、大学のお仕事の合間に研修会の準備や資料作りに、多くの時間を割いて頂きまして誠にありがとうございました。