地元チームの活躍で地域が多いに盛り上がる体験
皆さんは無いでしょうか?あの知っている選手が大きな檜舞台で大活躍する姿を見て、鳥肌が立ち、心が躍り、誰かにこの感動を伝えて分かち合いたいと感じた事は・・・。
私は昔からスポーツに関わる仕事に従事していた事から、スポーツに関する情報に触れる機会が多かったかも知れません。
私達が一般的に親しんでいる生涯(楽しむ)スポーツとは別次元のステージで活躍するトップアスリートの活躍をテレビなどを通じて拝見し、感動に涙腺が崩壊する経験を幾度となくしてきました。
その感覚は、自分がプレーしている訳ではないのに、深い満足感というか充実感みたいなものが湧き起こってくるものなのです。
この経験から、私は心底スポーツには人を感動させて、幸せな気持ちと、行動するエネルギーを与えてくれる力があると確信をしています。
皆さんはどう思いますか?
私のエピソードを少し紹介します。
駒大苫小牧の甲子園全国制覇
2004年夏の甲子園、駒大苫小牧が全国制覇を果たした時の事です。
特に熱狂的な甲子園ファンではありませんでしたが、必ず北海道チームの試合は見ていました。
いつも、私がみる試合は一回戦かニ回戦で敗退するパターンが多かったので、敗退した瞬間に、私の中で「はい、今年の甲子園終了ー!」となっていたのですが、その年は違いました。
どんどん勝ち上がって、決勝戦まで勝ち上がった、、、その躍進をテレビにかじりついて見ていました!
手に汗握り、ついに優勝!!
大きな雄叫びを上げていまいました。
それでも感動の波が収まらず、自分の携帯電話で電話を掛けまくり、何年も会ってなかった昔の友人にまで電話して、一方的に感動の押し売りをしてしまいました。汗
とても迷惑な事で恥ずかしい話ですが、当時はいても立っても居られなかったのだと思います。
ロコソラーレのオリンピックで史上初のメダル獲得
まだ記憶に新しい2018年平昌オリンピックでの史上初の銅メダル獲得に日本中が感動の渦に巻き込まれましたよね。
当時はカーリングのルールもロクに知りもしないで観てました。泣
でも、ラストストーンを投じる直前の緊迫した空気、集中力を最高に高めてデリバリーするスキップの勇姿、そしてストーンの軌道を操る強烈なスィーピング、ハウス上部から映された映像を固唾を飲んで見つめる、、、次の瞬間ナンバーワンのストーンが入れ替わったー!
いつも明るいロコソラーレの選手達が抱き合って感涙している姿に、やはりもらい泣きしたのは言うまでもありません。そして、一気にロコソラーレのファンになってしまいましたー!笑
ちなみにその当時は、私自身がカーリング施設の運営に携わるとは夢にも思いませんでした。
そして、実際にロコソラーレの選手の皆さんに接し、その気さくなお人柄とカーリング競技に真剣に向き合っている姿を間近で見させて頂き、益々カーリングのファンになり、少しでもカーリング選手のサポートを出来れば良いなーと思いを強くしました。
競泳の池江璃花子選手の奇跡の復活劇
つい最近では、競泳界のトップアスリートにしてこれからの日本代表としての活躍に期待されていた池江璃花子選手。
まさかの白血病で戦線離脱、治療のため競技活動を休止とのニュースに耳を疑いました!
私自身が競技経験は無いものの、水泳を指導する活動を長らくさせて頂いているので、池江選手の活躍にはいつも感心させられて、日頃水泳指導する子供達にも将来あんな選手になってくれたら楽しいなーなんて想いを馳せたものです。
しかし、そのニュースを聞いて、ショックでしたし、内心競技復活は難しいものと感じていました。
白血病という病気はどんな病気か知ってましたし、病気を克服出来たにしても、これまでと同じように競技を続ける事は不可能だと、私もかつてトレーナーの端くれとして感じていた事でした。
ですが池江選手はやってくれました!
そうです。私の期待(逆の意味で)を大きく裏切ってくれました!
今年の日本選手権で見事2種目で優勝を果たしたのです!
本当に池江選手には、人間には不可能な事なんかないんだと勇気を与えて頂いた気がします。
その感動から数日後、NHKスペシャルで「池江璃花子 苦難の先に見つけたもの」と言う番組が放送されました。
娘も競泳をやっている事から家族みんなで観ました。
番組では闘病中の苦悩や挫折感、それを乗り越えて前向きに生きて行く姿、そして自分の置かれてる状況を冷静に受け止めて、小さなステップを一つ一つこなして行く、大変な事だなーと感じましたが、むしろその成長を楽しいと言える池江選手の心の強さを感じさせてくれた番組でした!
なんだか自分も頑張らなきゃーと大きな元気を頂きました!
スポーツで地域活性化をデザインする
このトップアスリートがその活動を通じて、私達にもたらしてくれるパワーは本当に素晴らしい事だと思いますし、計り知れないエネルギーを秘めていると感じています。
私自身もこの地域に素晴らしいトップアスリートが生まれる環境を作りたい。
この稚内の地域資源を最大限に活かした、スポーツ環境を作り出す事が出来れば、近い将来、この稚内から素晴らしいトップアスリートを誕生させる事は夢ではないと思っています。
ぜひ、そんな未来を作る活動を皆さんで一緒に取り組んでいきませんか!
共感して頂いた方はシェア、いいね、メッセージ頂ければ嬉しいです。
今回は以上です。
次回は「切れ目のない選手育成を実現」というタイトルでお届けする予定です。
記事投稿者:古川